初期設定・調整方法

製品の初期設定・調整方法をご紹介いたします

INDEX

■静電容量式レベルスイッチ(型式:YAL/YAE)

■パドル式レベルスイッチ(型式:ML-S7 / ML-D1 /GL-S7)

■静電容量式レベル計(型式:MXL / MHL / MAE)

静電容量式レベルスイッチ (型式:YAL / YAE)

感度調整の方法

静電容量式レベルスイッチの感度調整はYAL/YAE取扱説明書 の「感度を調整する」をご参照ください。

  • ➀タンクが空の状態で、タンクにレベルスイッチを取り付けてください。
  • ➁感度調整ボリュームを廻し、ON/OFFする位置を探してください。
  • ➂ON/OFFする位置から感度調整ボリュームを1目盛下げてください。
  • ➃測定物を入れて正しく検知出来るかご確認ください。

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感度調整の方法(上記の取扱説明書の操作で上手くいかない場合)

取扱説明書の「感度を調整する」方法で上手くいかない場合について下記に説明します。

YAL/YAE取扱説明書の「感度設定がうまくいかない場合」の『ランプが点灯しない』『ランプが消灯しない』の解決方法がうまくいかない場合は、「メーカーセットトリマ」、「感度調整ロータリースイッチ」、「感度調整ボリューム」の3つを使用して操作を行います。詳しくは、下記の動画をご参照ください。

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アンプ交換手順の説明

静電容量式レベルスイッチ(一体型)の「故障や不具合時にアンプを交換する」場合に行います。 現在のアンプの取り外しと新しいアンプの取り付け手順を以下に説明します。 ネジ3箇所を緩めてアンプをケースから取り出し、代わりの新しいアンプを挿入して、ネジ3箇所を締め付けます。

➀ネジ3箇所を緩めます。

まず始めに、アンプを取り外します。3箇所のネジを充分に緩めます。

➁アンプを真っすぐ引き抜きます。

アンプを真っすぐ引き抜きます。

➂取り付け時はこのバナナプラグにご注意ください。

次に、交換用の新しいアンプを取り付けます。取り付け時はこのバナナプラグにご注意ください。

➃バナナプラグをケース中央の受けに真っすぐ差し込みます。

バナナプラグをケース中央の受けに真っすぐ差し込みます。

➄バナナプラグが曲がらないように注意して差し込んでください。

➅ネジを締めてください。

ネジ3箇所を締め付けます。これでアンプ交換は完了です。

注意:挿入時にバナナプラグが曲がらない様に注意してください。

バナナプラグが真っすぐ差し込まれていない場合、部品が曲がってしまい、
正しく測定できません。この様な場合は弊社宛までご連絡ください。

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パドル式レベルスイッチ (型式:ML-S7 / ML-D1 / GL-S7)

トルク調整の方法

パドル式レベルスイッチのご使用において、測定物の比重が小さい場合や羽根を拘束するだけの抵抗がなく、測定物が堆積しても羽根が回転し続ける場合は、トルク調整が必要になります。

トルクを調整する

  • 測定物が堆積した時に羽根の回転が停止するように、復帰力調整ビスをスライドします。
  • 復帰力調整ビスを上限までスライドしても信号が出ない場合は羽根の形状を変更する必要があります。
    弊社窓口までご連絡ください。

➀内機の側面に、復帰力調整ビスがあります。

➁復帰力調整ビスはダブルナットを緩めると前後にスライドします。

➂測定物の比重が小さい場合、ダブルナットを緩めてビスを内機後方へスライドさせます。

➃ダブルナットを締めつけます。測定物が堆積したときに信号が出ることを確認します。

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内機交換の方法

パドル式レベルスイッチの「故障や不具合時に内機を交換する」場合に行ないます。
現在の内機の取り外しと新しい内機の取り付け手順を以下に説明します。

➀弊社のパドル式レベルスイッチの内機(駆動ユニット)は3箇所のネジでケースに固定されています。

➁まず、現在取り付けられている内機を取り外します。
3箇所のネジを充分に緩めます。

➂内機を真っすぐ引き抜きます。交換用の内機を入れ、3箇所のネジを締めます。これで内機交換は完了です。

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静電容量式レベル計 (型式:MXL / MHL / MAE)

初期設定(ゼロ・スパン設定)の方法

MXL/MHL取扱説明書の「ゼロ・スパン設定」を動画で説明します。
ゼロボタン(ZERO記憶ボタン)、スパンボタン(SPAN記憶ボタン)、スパンボリューム(SPAN SETボリューム)の3つを使用して操作を行います。

下記に概要手順を説明します。詳しくは取扱説明書、又は、下記の動画を御参照ください。

➀出力4mA(0%)とする量の測定物を投入する。
➁ゼロボタンを長押しする。
➂出力20mA(100%)とする量の測定物を投入する。
➃スパンボリュームを右一杯に回す。
スパンボタンを長押しし、ランプの点滅速度が変わったら、もう一度スパンボタンを押す。

詳しくは、下記の動画をご参照ください。

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STATUSランプの説明

STATUSランプの動作(挙動)について、以下に説明します。
STATUS ランプの点灯状態から、どのような不具合がおきているかを判断することができます。
ランプの動作(挙動)は下記の種類があります。

STATUS ランプ動作から見るレベルメータの状態

【通常動作時】MXL
ランプの動作 状態
(緑)が0.8 秒おきに点滅 正常に測定中
(赤)が0.2 秒おきに点滅 電極の絶縁が低下
(緑)が消灯している 電源は入ってないか、機器の故障
【ゼロ・スパン設定時】 MXL
ランプの動作 状態
(緑)が0.5 秒おきに点滅 ゼロ・スパン設定中(スパン設定モード)(ゼロ設定時)
(緑)が4 回0.2 秒おきに点滅、終了 スパン設定の完了(スパン設定モード)
【通常動作時】MHL
ランプの動作 状態
(緑)が0.8 秒おきに点滅 正常に測定中
(赤)が2 秒点灯、0.2 秒消灯 電極の絶縁が低下
(赤)、(緑)が同時に 0.2 秒点灯、0.2 秒消灯を繰り返す 出力が0%以下に低下
(赤)が0.05 秒連続高速点滅 レンジオーバー
(緑)が消灯している 電源は入ってないか、機器の故障
【ゼロ・スパン設定時】 MHL
ランプの動作 状態
(緑)が0.5 秒おきに点滅 ゼロ・スパン設定中(スパン設定モード)(ゼロ設定時)
(緑)が4 回0.2 秒おきに点滅、終了 スパン設定の完了(スパン設定モード)
(赤)が50 回0.05 秒おきに 点滅、終了 スパン設定がNG(0%値が0以下)
(赤)が20 回0.05 秒おきに点灯、 0.5 秒おきに消灯の点滅、終了 スパン設定がNG(0-100%のスパン幅が小さい)
(赤)が10 回0.5 秒おきに点滅、終了 スパン設定がNG(100%値がレンジオーバー)

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アンプ交換の手順

静電容量式レベル計(一体型)の「故障や不具合時にアンプを交換する」場合に行ないます。 現在のアンプの取り外しと新しいアンプの取り付け手順を以下に説明します。ネジ3箇所を緩めてアンプをケースから取出し、代わりの新しい アンプを入れてネジ3箇所を締め付けます。

➀ネジ3箇所を緩めます。

まず始めに、アンプを取り外します。3箇所のネジを充分に緩めます。

➁アンプを真っすぐ引き抜きます。

アンプを真っすぐ引き抜きます。

➂取り付け時はこのバナナプラグにご注意ください。

次に、交換用の新しいアンプを 取り付けます。取り付け時はこのバナナプラグにご注意ください。

➃バナナプラグをケース中央の受けに真っすぐ差し込みます。

バナナプラグをケース中央の受けに真っすぐ差し込みます。

➄バナナプラグが曲がらないように注意して差し込んでください。

➅ネジを締めてください。

ネジ3箇所を締め付けます。これでアンプ交換は完了です。

注意:挿入時にバナナプラグが曲がらない様に注意してください。

バナナプラグが真っすぐ差し込まれていない場合、部品が曲がってしまい、
正しく測定できません。この様な場合は弊社宛までご連絡ください。

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