レベル計・レベルスイッチ・レベルセンサのヤマデン | 配管取付 │ 用途別(レベル計)

飲料メーカー様の飲料Aについては、タンクの形状が特殊なためにタンク下部の残量が計測できずに歩留まりが悪くなっていました。また、飲料A種の性質により、生産途中で泡が発生します。この泡を誤検知することによって、製品の残量計測が上手くいっていませんでした。


タンクではなく、タンクの下の配管にレベルセンサを取り付けることによって、緻密な残量管理が可能になりました。
また、液体の中に泡が含まれている場合、感度調整により泡を無視し液体のみ検出することも可能となり、製品の残量計測の精度を上げることが出来ました。
当社の静電容量式レベルセンサは「高感度」アンプを採用している為、小型電極でも検知可能です。また「小型フラットタイプ」はセンサ電極の配管内の突出長も変更可能になっております。

当社は食品原料メーカーですが、ポンプの作動制御やポンプの空運転防止により配管内の液体の有無を検出する必要があります。
配管に音叉式レベルスイッチを設置していますが、センサ部が液流に影響を与えており、また、レベルスイッチの取付部に液残りが発生して問題になっています。これらを解消できるレベルセンサはありませんか？


配管内に窪みがない「パイプライン型」を使用することにより、液残りや液溜り無く液面検出が可能です。特に食品関係のお客様には液残り・液溜まりを無くすことで「衛生面」を改善することが出来ました。
・スイッチタイプ（YAL型）：配管内の液体の有無を検出します
・連続タイプ（MHL型など）：配管内に流れる液体の液種判別等を行います。
※SUS接液できない液体の場合は、次にご紹介する「被覆チューブ仕様」もご用意しています。

ご要望：分離装置のタンクに水と樹脂溶液が分離されて貯蔵されます。樹脂溶液は水より比重が大きいためにタンクの底に溜まっていきますが、この樹脂溶液と水が排出された時に、配管内で樹脂溶液と水の判別を行いたいと考えています。この両液を上手く判別できるセンサはありますか。


このアプリケーションの場合、比重の大きい樹脂溶液が先に配管内を通過した後に、比重の小さい水が配管内を通過します。液種判別センサを使用することによって、樹脂溶液から水に切り替わるポイントを検知することが出来ます。また、連続出力タイプを使用することによって、樹脂溶液から水に切り替わる様をモニタリングすることも出来ます。
樹脂溶液と水だけでなく、配管内を流れる油と水などの判別も可能です。