事例紹介

特殊アプリケーション

液種判別の事例

測定物の誘電率の差を利用して、配管内を流れる液体の液種判別を行うことが可能です。環境面の観点から「油」や工場で使用されている「水溶液」の排出を検知することが液種判別センサで可能になります。

ヤマデン君のコメント

高感度アンプで異なる液体の誘電率の差を計測していますので、油と水以外にも誘電率の異なる液体(例えば、水溶液と水など)の判別も可能です。

排水溝を流れる水と水溶液の液種判別


工場内の各所に排水溝を設けています。通常は水が流れるのですが、稀に工場の工程で使用している化学系の水溶液が流れ込むことがあります。化学系の水溶液が外部に排水されると環境面から問題になりかねませんので、水と水溶液の判別ができるセンサを探しています。



弊社の液種判別センサ「YOL型」を使用することで、排水溝内の液種判別を行うことが可能です。
・空の状態と水が流れている時は「OFF」信号を出力し、水溶液が流れると「ON」信号を出力します。
・YOL型は本質安全防爆タイプもご用意しています。
今回は、水溶液が導電性に近く粘性のある液体でしたが問題無く検知することが出来ました。液体の判別でお困りの場合はお気軽にご相談下さい。

推奨製品
配管内を流れる水と油の液種判別


配管の中に通常は油が流れているのですが、水が流れる場合もあります。油以外の液体(水)が流れている場合や油が途切れている場合は警報を出したいのですが、その様なセンサはありますか?



弊社の液種判別センサを使用することにより、配管内にどちらの液体が流れているか監視することが可能になります。
上図の様に、油が流れている時はON信号を出力し、油以外の液体である水が流れている時はOFF信号を出力します。また、油が途切れた場合や配管内が空の場合にはOFF信号を出力します。
本製品は、油と水以外の誘電率の異なる液体の判別も可能です。

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