これまで、弊社のセンサ機器が使用されるのは、大型工場・プラントの製造設備がほとんどでした。しかし、近年では、工場・プラント以外の分野でも使用されるケースが増えています。例えば、工場以外の商業施設、航空機のテスト装置、船舶、小型機器などにおける液面や粉面の計測に、弊社のセンサ機器が採用されています。
こちらのページでは、工場以外の様々なセンサの使用例をご紹介いたします。
様々な分野で使用されているセンシング事例
航空機の燃料タンクの残量計測
航空機の燃料タンクも残量計測は必要になりますが、計測に使用するセンサは防爆性能が必要になり、計測箇所が複数にわたるために複数のセンサも必要になります。
また、従来、航空機の燃料タンクの残量計測は「必然的に飛行時の機体は水平に保てないため難しい」と言われてきました。
水平でなくても安定的な計測を実現。
防爆対応製品の為、燃料でも安心して使用できます。
試行錯誤を重ねた結果、最新の液面計をご提案することで、水平状態でなくても比較的に安定した状態での残量の計測をすることが出来ました(航空機のテスト装置にて使用)。また、防爆については、最新の防爆製品にて対応しました。
総合商業施設の省エネシステムの液面計測
総合商業施設に導入されている最新の空調・排熱設備には、さまざまな水や液体が使用されています。そうした装置の中には、「非常に狭所で小さなタンクでの液面管理」が行われているケースがあります。
この様な小型装置では、水位計のサイズを装置に合わせる必要があります。
狭所でも、計測は可能になります。
効率的に省エネを推進して、もっと環境にやさしく。
弊社の小型センサは、装置に合わせた性能のカスタマイズが可能です。また、センサ自体も低消費電力で駆動する為に装置全体の省エネ化にも貢献することが出来ました。「より効率的に省エネを推進したい」とお考えの運営者様に最適です。
船舶で使用するタンクの液面計測
船舶にも様々な機器が稼働しています。大海を運行する船舶では、貯蔵タンクや燃料タンク等においても液面管理やレベル計は必要になります。
また、レベル計や液面計は、波による揺れや振動に耐えられる機器の必要があります。
海上で安定稼動するセンサの重要性。
安全性を向上させることで、航海の一助となります。
弊社では、船舶の運航時における振動や過酷な環境にも対応できるセンサ機器を開発いたしました。船舶のレベルセンサにおいても、お客様の用途や測定物に合わせてのカスタマイズや使用場所のスペースに適切なものをご提供することも可能です。
漁業における魚などの検出
漁業によって大量採取された魚についても、工場等で加工されて製品化されます。ベルトコンベアで運ばれタンク内に落下した魚の残量も自動的に計測する必要があります。
タンクの中には、魚のウロコやヌメリ、魚に付着したゴミなども投入されます。
ウロコやゴミなどが混入してもOK。
ウロコやゴミはキャンセルして、正確に計測します。
そこで、弊社の付着キャンセル機能を持つセンサをカスタマイズして、センサ部分に鱗やゴミが付着しても、貯蔵されている魚のみ検出することが可能になりました。また、水がかかりやすい環境にも対応できるセンサの防水性も有しています。
様々なアプリケーション事例
工場・プラント以外の装置や設備などでの使用事例や工場・プラントでの特殊な使用事例をご紹介します。
小型装置・ペットボトルサイズの小型容器
配管取付
遠隔監視・IoT
その他の事例はこちら
弊社のセンサは、上記以外にも様々な業界や現場でご使用頂いております。現在、計測は困難だと思われているお客様の業界・現場でも、様々な成功事例や特殊事例を応用することによって計測できる可能性は十分にあります。
弊社ではレベル計測・残量計測以外にも、静電容量や導電率を活用した液体などの分析も行っておりますので、センシングでお困りの場合はお気軽にご相談ください。
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