投げ込み式レベル計の原理・特長
種類・注意点など解説いたします。
最適なレベル計を選定する為に、その方式の原理や仕組み、ラインナップを知っておくと選定しやすくなります。
ここでは投げ込み式レベル計の原理、特長、種類（ラインナップ）、注意点を分かりやすく解説しています。
投げ込み式レベル計の概要
投げ込み式レベル計は液体の連続計測に最適です！
投げ込み式レベル計は、センサ部を液中の下部（底近辺）に設置して、センサ先端の接液面に加わる圧力に比例した信号を出力します。
投げ込み式レベル計は、液体を計測することが可能です。
当社の投げ込み式レベル計は、お客様の使用環境に合わせた豊富なラインナップをご用意しています。
投げ込み式レベル計の原理
原理と構造
センサ部を液中の底近く（タンク下部）に設置します。液体の比重が一定であれば、センサ部の測定面に加わる圧力は液面の高さに比例します。このセンサ部の接液面に加わる圧力と大気圧の相対圧力を測定することで液面レベルを測定します。
投げ込み式レベル計の特長
特長・利点
- 1～100ｍまでの連続レベル計測が可能（1～100mの範囲で測定範囲を注文時に自由に設定可能）
- センサ部を液中に投入するだけで、その他の設定・調整が不要
- 取付け・メンテナンスなどの取扱いが容易
- ヤマデンの投げ込み式レベル計の実績の一部を紹介します。
-
＜当社実績測定物＞
■液体一般
- 水道水、純水、井戸水、排水、汚泥水など
- 各種薬液
投げ込み式レベル計の種類
お客様の用途に合わせて選定します。
製品ラインナップ
- 通常水用
- 汚泥水・排水用
- 投げ込み式レベル計に最適なアプリケーションを紹介します。
-
＜適応アプリケーション＞
- 非圧力タンクの水・腐食性液体の連続レベル計測
- 貯水池、河川の水位計測
- ドリルホール、井戸、排水など
投げ込み式レベル計の注意点
選定の注意点と対策
- 1. 設置場所
- タンク上部からぶら下げてタンク底部に設置します。
- 2. 比重の変化
- 比重が変わる場合は、他方式を選定してください。
- 3. ケーブルの切断・延長
- ケーブルを短くしたり、延長したりしないでください。
- 4. 波立ち
- 波立ちがある場合は、防波管などを取り付けてください。
さらに詳しく!
YouTubeでの再生はこちら