業界別
化学・石油
化学・石油業界では、原料を化学反応により製造しており、多種多様な原料タンク・反応槽でレベル管理を行っています。
また、危険物を扱うため防爆規格や耐食性などが求められます。
ヤマデン君のコメント
最新の防爆対応製品に加えて、高温、高圧、真空、界面など難しいアプリケーションに対応します。
また、液体についても付着性液体や泡検出(泡無視検出)など複雑な測定物の対応も可能です!
反応槽・廃水槽で発生する泡を検出、又は、泡を無視して液面のみ検出
ご要望:反応槽や廃水槽で発生する泡を検出又は泡を無視して液面のみ検出したいのですが何か良いセンサーはありませんか?
・フロート式では泡を検出できず、泡がオーバーフローすることがありました。
・超音波式では泡が発生すると超音波が乱反射してしまい測定不能になります。
静電容量式では電気特性の差異を利用する事で、
泡の検出もしくは泡を無視して液面のみ検出することができます。
他方式では検出できなかった泡を正確に検知し、
オーバーフロー防止などでご使用頂いております。
また泡を無視することで実液のみを検出することも可能ですので、
泡を無視したいというユーザー様にもご使用頂いております。
製造タンク・蒸留塔内の2液の界面検出
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ご要望:製造タンクや蒸留塔内の2液の界面検出をしたいのですが何か良いセンサーはありませんか?
(油+水、溶剤+水、ガソリン+水、ポリマー・モノマー等)
フロート式では2液の上層しか検出することができません。また、フロートの比重を変えるなど特別な対応が必要になります。
2液の電気特性の差異を利用する事で比誘電率の低い液を無視します。
つまり2液の上層(絶縁性液体)を無視して下層(導電性液体)のみを計測することで2液の界面を検出することができます。
界面については、ポイントの検出(レベルスイッチ)と連続での計測(レベル計)の両方が可能です。
スラリー・スラッジ状の粘性液体の残量検出・残量計測
ご要望:スラリー・スラッジ状の粘性液体の残量検出・残量計測をしたいのですが、付着に強いセンサーはありませんか?
粘性の強い液体の為、フロート、電極式、音叉式では時間の経過と共に誤検知が多くなり、定期的に付着を除去する清掃メンテナンスが必要となります。
付着キャンセル機能付きレベルセンサを導入する事で、スラリー状の液体の付着や固着分をキャンセルして正確な計測が出来るようになりました。
メンテナンスフリーなので工数を大幅に削減することが出来ます。
また同様に汚泥のような付着性のある物質の測定にも使用して頂いております。
200~300℃の反応窯内の液面レベル計測
ご要望:200~300℃の反応窯内の液面レベル計測をしたいのですが、超高温に対応するセンサーはありませんか?
反応窯内の内部は200~300℃の非常に高温となり一般的なレベルセンサでは許容温度を遥かに超えてしまい使用することが出来ません。
独自の電極構造により超高温・高圧プロセスに耐え得るセンサを開発しました。
また、高感度アンプを使用することにより、泡の計測も可能です。
稼働部の無いセンサの為、機械的なトラブルが無く安心してご使用頂いております。
液種が変化する製造タンクのレベル計測
ご要望:製造タンクの液体の連続レベル計測を考えています。
製造タンクの投入液体に、アルカリ性の液体が使用されていますが、生産工程によっては、液種が変更されます。大きく分けて3種類の液体が投入されますが、どの液種でも問題無く計測できるレベル計はありますか。
投入される液体の液種が変更になる場合、ガイドレーダー式レベル計、超音波式レベル計、フロート式レベル計等で対応可能になります。但し、どの測定方式もそれぞれ一長一短ありますので、液体の変化の度合い、付着の度合、取付環境など、お客様の使用条件に合わせて選定を行います。
液体の付着がある場合は、ガイドレーダー式、超音波式、レーダー式を推奨します。
液体の付着がなく、液体の特性(誘電率等)が大きく変化する場合は、フロート式を推奨します。
また、静電容量式については、当社のオプションである液種設定機能を使用すると、複数の液種でも対応が可能です。
いずれの方式であっても、液種の内容や液種の変わり方、取付環境によって、推奨する機種が異なってきますので、お客様の使用条件に合わせた最適な製品を提案させて頂きます。
配管内の樹脂溶液と水の判別センサ
ご要望:分離装置のタンクに水と樹脂溶液が分離されて貯蔵されます。樹脂溶液は水より比重が大きいためにタンクの底に溜まっていきますが、この樹脂溶液と水が排出された時に、配管内で樹脂溶液と水の判別を行いたいと考えています。
水も樹脂溶液もどちらも導電性なのですが、この両液を上手く判別できるセンサはありますか。
このアプリケーションの場合、比重の大きい樹脂溶液が先に配管内を通過した後に、比重の小さい水が配管内を通過します。どちらの液も導電性の為に静電容量式センサでの判別はむずかしいのですが、通常のアンプをカスタマイズしたセンサ機器を使用することによって、樹脂溶液から水に切り替わるポイントを検知することが出来ます。また、連続出力タイプを使用することによって、樹脂溶液から水に切り替わる様をモニタリングすることも出来ます。
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